42.速聴写と遅速写は聴力速読、速記力を伸ばす
動態聴力は目を「速読の目」に鍛えます。
また、高速再生音を聴き取る「聴力の耳」も鍛えます。
遅速とは低速再生音を指します。遅速写は聴くだけでは脳を高速情報処理にしません。
ここで、学習のプロセスを思い出してみましょう。
高速情報処理訓練とは、@音読、A速聴写、B速読、C写筆(書き出し)の五感を鍛える4つの法則を指します。
これを速写法則と呼びます。
これに、@音読、A遅速写、B速読、C写筆の五感を鍛える4つの法則を追加します。
これを遅写法則と呼びます。
では、遅写法則を使って動態聴力を鍛えていきます。
ここから、遅速写を使って高速情報処理を自分のものにするための解説をしていきます。
遅速の訓練は、聴きながら、写筆する力をつけていきます。
手項としては、遅い再生音から次第に速くしていきます。
最終目標は1.2〜1.5倍速を聴き取り写筆することです。
この訓練では、全体の5割〜8割の写筆を目標にします。
最終速度では、2割を写筆することを目標にします。
ここで、パレードの法則を思い出してください。
全体の2割は全体の8割の内容を掌握しているという原理です。
これらの2割が分かれば、これを元にして、自由に残りの情報を取り出すことができるのです。
実際の訓練のなかで遅速写の動態聴力を体験していきましょう。
手項をしっかりと踏んで繰り返して訓練すると、あなたはしだいに2割から8割を写筆するという自分の能力の向上に気がつくようになります。
こうなれば、会議、講演、討論会などの記録をしっかりと残すことができるようになります。
この力は速記の訓練にもなっています。
これを動態聴力速記と呼びます。
■速聴写と遅速写の図
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