25.知識の自動的処理と統制的処理
情報処理には、認知資源をほとんど使わない情報処理と、認知資源を使う情報処理の2つがあります。
前者の情報処理を自動的処理といい、後者を統制的処理といいます。
学問上、自動的処理は蓄積された記憶などのコントロールを受けていない、と言われています。
この点、統制的処理は蓄積された知識をフルに活用しています。
判断や行動も確信に満ちています。
諺に『短気は損気』とあるように、日頃から、無限の英知を呼び覚まし、英断できるように訓練していきましょう。
意識的に記憶の蓄積をフル活用して知識を外界に出力できるようになるために、「聴力速読」を有効に活用することをお勧めします。
ただ、聴きっぱなしではなく、スキルを深めながら、五感を磨く必要があります。
この訓練によって、統制的情報処理が磨かれていくのです。
短期記憶には強く、長期記憶には弱いけど人の話し言葉をオーム返しするのが得意な人がいるとすれば、その人の情報処理は自動的処理に近いといえます。
また、作文や要点をまとめたりすることを得意とする人は、統制的情報処理に慣れているといえます。
その人は、五感を通して入力された知識を集め、その知識を出力できる能力に優れている人だと判断できます。
これを、わかりやすい表現でいうと、「思い出す力」があるということになります。
トップページ
速読法とは?
速読法の種類
効果はあるの?
習得する時間は?
脅威の速読法
{脅威の学習法講座
オススメ速読法
プロフィール
wお問い合わせ
このサイトを紹介
(C)
QUEST-KING.com