１２．感覚（体験）による無意識の覚醒
感覚（出力）は記憶にコントロールされていることがわかりました。
感覚とは外の刺激が脳に伝わって感じるものをいいます。
言い換えれば五感から伝わる情報を指します。
目で見る、耳で聴く、舌で味わう、鼻で嗅ぐ、皮膚で触わる、これらの五感の情報入力は以前の記憶の検索を受けます。
以前の記憶（体験）のなかに該当する情報があるかどうか点検しているのです。
そして、入力情報は点検されながら記憶しやすいように処理を受け、海馬のなかに保存されます。
この処理中に入力情報は感覚をともない、一緒に保存されます。
この繰返しにより感覚は無意識層を覚醒していきます。
そして、入力情報は直観、思考、感情をさらに深める役割をしていきます。
この訓練のなかで、潜在意識層から湧き出る、直感、思考、感情によって自己表現の自由を獲得できるようになります。
そして、ここから、入力と出力が加速されていくという体験を体得できるようになります。
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