23.速読とパレードの法則
暗記の積み重ねは、狭い範囲を繰り返し学習して、80%以上の記憶を目標とするものですが、高速学習の記憶法では、全体の80%以上の理解と暗記を目指していきます。
これと対象的なのは従来の速読です。
大量の資料を事前に読み込んでいき、必要時に前知識をベースにどんどんまた読み込んで、知識の大樹を作っていくという方法です。
瞬間の理解として全体の20%を掴んでおくと、ほぼ必要事項の80%は得られるという理論です。
これは、パレードの法則と言われています。
イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレードは約100年前の1897年、種々の統計を調べている中でこの法則を発見しました。
たとえば、あなたが成し遂げた仕事の80%は、費やされた時間の20%で構成されているということになります。
もっと簡単な例として、100人の社員がいる会社は20%の社員がほぼ全体の80%を稼ぎ出すということになるのです。
従来の速読は、一字一句を暗記するための技術ではありません。
大意をとらえ、必要なキーワードを見つけ、その周辺の情報を読みとるための技術です。
速読とは、「速」が示すように、できるだけ速いスピードで読むという技術であり、これに情報定着を可能にする技術が必要となります。
今後、高速学習によって明らかにされた技術は、さまざまな分野で活用され、脳内情報処理革命を引き起こすことになるでしょう。
そして、さらには、日常生活のプラスイメージ化が進み、私たちの心に希望と勇気と知恵と自信をもたらすことになるのです。
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